こんにちは、投稿者のエンゼル佐藤です。
このブログでは、自分で育ててみた薔薇の感想などを含めて投稿いたします。
目次
オスカル・フランソワ(Oscar Frncis)とは?
- 作出国:メイアン社(フランス)
- 制作年:2009年
- 系統:ハイブリッドティーローズ
- 花色:純白(中心が薄っすらとアイボリーホワイト)
- 花形:高芯剣弁咲き
- 開花性:四季咲き
- 香り:強香(ティーローズ系の芳香)
- 難しさ:★★★☆☆(やや難しい)
名作『ベルサイユのばら』を象徴する薔薇
「オスカル・フランソワ」は、1972年から1973年にかけて『週刊マーガレット』(集英社)で連載された池田理代子先生の名作**『ベルサイユのばら』**の主人公、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェにちなんで考えられました。
貴族の娘でありながら軍人として剣を執り、フランス革命の時代を生きたオスカルのように、**気高さと凛とした美しさを守った白薔薇です。
育ててみた感想 – 「オスカル様」らしい気高いさと繊細さ
「オスカル・フランソワ」は、優雅で幻想的な花の姿を持ちながらも、育てる際にはいくつかのポイントに注意が必要です。
① 日照管理が重要 – 光が足りないとブラインドが発生しやすい
日光をたっぷり浴びることで美しく咲く品種ですが、日照不足になるとブラインド(花がつかない枝)が多く発生しやすくなります
そのため、しっかりと日が当たる場所に植えることが大切です。
②耐病性はやや低い – 定期的なケアが必要
黒星病やうどんこ病にかかりやすい品種のため、定期的な薬剤散布と風通しの良い環境作りが大切です。
③花付きは控えめ – じっくり楽しめる薔薇
「オスカル・フランソワ」は、一度に大量の花をつける品種ではなく、一輪一輪を大切に咲かせるタイプです。
その姿が気品のあるオスカル様を彷彿とさせる大輪の純白の薔薇です。
④ 気品あふれる花 – 咲いたときの感動は格別
この薔薇の魅力は、なんといってもその高芯剣弁咲きの美しい大輪の純白の花!
次第に蕾が開いていく様子は圧巻です。
また、香りも強く、開花すると庭全体に優雅な香りが漂います。
まとめ – 「オスカル・フランソワ」は気品あふれる特別な白薔薇
「オスカル・フランソワ」は、その名の通り、気高く優雅な存在感を放つ白薔薇
です。
咲いたときの感動は咲かせた人にのみ味わえるものです。
凛とした美しさを持つ白薔薇を咲かせたい方にお勧めです。