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「ベルサイユの薔薇」——メイアン社が生んだ情熱の真紅の薔薇
【】 2012年、フランスの名門ナーセリーメイアン社が、日本の名作少女漫画『ベルサイユのばら』にリスペクトして究極の赤バラを生み出しました。その名も『ベルサイユのばら』 この薔薇の最大の特徴は、まるでベルベットのドレスを纏ったような、滑らかで... -
魅惑的なウェディング・ローズ「クロッシュド・マリアージュ」
薔薇愛好家の皆さんへ、今回は特別な一輪をご紹介します。 2011年、今井ナーセリーが作出した希少な和薔薇**「クロュシュド・マリアージュ(Cloche de Mariage)」**。 フランス語で「ウェディングドレス」という意味を持つこの薔薇は、純白の花弁が花嫁衣... -
ラ・フランス(La France)— モダンローズの原点にして、気品高い香りの名花
バラ愛好家の間で「モダンローズの始まり」と称される品種、それがラ・フランス(La France)です。1867年にフランス・リヨンの育苗家ジャン=バプティスト・アンドレ・ギヨー・フィス(Jean-Baptiste André Guillot Fils)によって発表されました。 その... -
薔薇 ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
気高き紫の薔薇「ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン」—— 王妃を愛した貴公子の面影 フランスの名門ナーセリー、**メイアン社(Meilland)**が2009年に作った薔薇「ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(Hans Axel von Fersen)」その名は、フランス... -
ブランシェ・マルラン(Blanche Mallerin)
こんにちは、投稿者のエンゼル佐藤です。ブランシェマルランは1941年にフランスの著名な育種家マルランによって作出された、純白の美しいハイブリッドティーローズ(HT)です。その優雅な花の姿と芳香、四季咲き性の高さから、バラ愛好家の間で根強い人気... -
魅惑的な堕天使の名を持つ薔薇 ガブリエル
【【育てる前に知ってほしい】河本ローズの「ガブリエル」は超上級者向けの美しきプリンス】 こんにちは。今回は、私がこれまで育てた中で、最も手強く、そして最も魅了されたバラ──河本バラ園の【ガブリエル】について、実体験を交えてご紹介します。 ガ... -
希少なクリーム色のバラ「トトロ(イエロートロワラス)」— 切り花愛好家を魅了する幻の品種
バラ「トトロ」— 今井ナーセリーが生んだ希少な枝変わり品種 バラ愛好家の皆様、今回は今井ナーセリーで改良された**「トトロ」について詳しくご紹介します。この品種は、イングリッシュローズの名花「トロワラス(Trowelas)」の枝変わり**として誕生し、... -
『花とゆめ創刊50周年展』に行ってきた!
こんにちは、エンゼル佐藤です。先日、東京・六本木のシティビュー(森ビル)52階展望フロアにて開催された**「花とゆめ創刊50周年展」を見に行ってきました!なお、このブログには我が家の6ニャンのご飯代**のため、Googleさんの広告を貼っております。ご... -
ベルサイユのばら生誕50周年を記念しての考察 なんと、その薔薇は無かった!
こんにちは、ブログ主のエンゼル佐藤です。 少女漫画の金字塔といえば、池田理代子氏による歴史ロマン『ベルサイユのばら』。フランス革命を少女漫画として大胆に描き、日本だけでなく世界中の読者を魅了し続けている作品です。 筆者の世代では『ベルばら... -
国内で“アストレ”に会える場所:取材でわかった日本のバラ園事情
こんにちは、ブログ主のエンゼル佐藤です。 今回は、長年の夢だった「アストレに会う旅」をご紹介します。 その目的地は、岐阜県可児市にあるぎふワールド・ローズガーデン。ここは、古い品種を含めた品種数・規模ともに日本一のバラ園で、なんと“アストレ...