希少なクリーム色のバラ「トトロ(イエロートロワラス)」— 切り花愛好家を魅了する幻の品種

バラ「トトロ」— 今井ナーセリーが生んだ希少な枝変わり品種

バラ愛好家の皆様、今回は今井ナーセリーで改良された**「トトロ」について詳しくご紹介します。
この品種は、イングリッシュローズの名花
「トロワラス(Trowelas)」の枝変わり**として誕生し、切り花向けの品種として一部の市場で流通していました。


目次

バラ「トトロ」の基本情報

  • 品種名:トトロ
  • 作出:今井ナーセリー(日本)
  • 親品種:「トロワラス(Trowelas)」の枝変わり
  • 系統:イングリッシュローズ系
  • 花色:クリーム色(淡いアイボリーイエローを飾ることも)
  • 花形:ロゼット咲き(中〜大輪)
  • 香り:中程度の甘い香り
  • 開花習性:四季咲き
  • 樹形:半つるせい・コンパクト
  • 流通市場:現在は流通がほぼなし(希少品種)

「トトロ」の魅力

1. イングリッシュローズの気品を受け継ぐ美しさ

「トトロ」は、イングリッシュローズの優雅な形状を受け継ぎ、ロゼット咲きのふんわりとした花弁が魅力的です。
淡いクリーム色の花は光の加減や気温によって微妙に変化し、柔らかなニュアンスカラーが楽しめます。

2.切り花向けの優れた花持ち

親品種である「トロワラス」も花持ちが良い品種ですが、「トトロ」も同様に切り花として優れた耐久性を持っています。そのため
、かつてはフラワーアレンジメントやブライダル装花に用いられることが多々あります。

3.幻の品種としての希少価値

「トロラワス」は現在、一般的な苗市場ではほとんど流通していないため、入手困難なバラのひとつとなっています。
今井ナーセリーが育苗していた品種の中でも、「トロワラス」からの派生種としては非常にユニークな存在です。


「トトロ」の育て方

1. 適した環境

  • 日当たり:日光を好みますが、夏の強い日光には注意。半日陰でも育成可能。
  • 風通し:病害予防のため、風通しの良い場所が理想です。
  • 土壌:水はけの良い腐植質に富んだ土を使用。

2. 水やりと肥料

  • 水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと。 地植えなら乾燥時に追加で水やり。
  • 肥料:開花期の春と秋に緩効性肥料を与え、夏は控えめに。

3.剪定と病害対策

  • 剪定:冬剪定で樹形を整え、花後の剪定で枝を健康に置きます。
  • 病害虫:「うどんこ病」「黒星病」に注意し、定期的な消毒を行います。

「トトロ」を入手する方法

1. 今井ナーセリーや専門ナーセリーをチェック

現在、一般市場では見かけない品種ですが、今井ナーセリーやバラ専門店で過去に取り扱いがあった可能性があります

2. バラ愛好家コミュニティで情報を探す

SNSやバラ栽培者のブログ、ガーデニングフォーラムでは、希少品種の情報が交換されています。
「トトロ」を育てている方とつながることで、株分けや挿し木のチャンスが得られるかもしれません。

3. 海外のナーセリーを探す

「トロワラス」の枝変わりであるため、海外のナーセリーでトトロが扱われている可能性もあります。
バラの輸入が可能な業者を利用して、取り寄せを検討してみても良いでしょう。


まとめ

バラ「トトロ」は、今井ナーセリーが育苗していた「トロワラス」の枝変わり品種で、美しいクリーム色の花を咲かせる希少な品種です。
かつて切り花として人気がありましたが、現在は苗の流通がほとんどなく、幻のバラとなっています。

この品種を入手できる機会があれば、ぜひ大切に育てたい品種です
バラ愛好家の方は、ぜひ「トトロ」の情報をチェックしてみてくださいね!

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